弱さゆえの卑怯さ

己の弱さから出る卑怯さやズルさがある。


生理学的に見れば、卑怯さは、人間の防衛本能のひとつなのだろう。


道徳的観念から見れば、卑怯さは、醜き軽蔑される行動となる。


しかしながら、弱さゆえに放たれる卑怯な行動は、放った本人が、最も自分を軽蔑し苦しめるのでは、ないのだろうか?


苦しむ人に対して、他人である自分は、せめても軽蔑せずに寛容でありたい。もっと大きな人間になりたいものだ。